鬱状態に入る時

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鬱状態に入る時というのは,どのような時でしょうか。また鬱状態とは具体的には
どのような状態のことを鬱状態と呼ぶのでしょう。

誰でも鬱状態というものは,必ず経験したことがあるはずです。例えば,とても大切な人が
亡くなってしまった時や,失恋をした時など,鬱状態になったことがあるはずです。
このような,何かの理由のある時の鬱状態の時は正常な鬱状態ということができます。
また,環境が変化したりしてその環境になかなかついていくことができない時などにも,
この正常な鬱状態になることがたくさんあります。
このような正常な鬱状態の時には,すごく不安感が強くなったり,とにかく落ち込んで
何もやる気が湧かなくなったり,過去のことにばかり捕われたりするなどの状態に入って
しまうことになります。
このような正常な鬱状態である場合には,時間が経つにつれてどんどん鬱状態が軽くなって
いき,きちんと日常生活を送っていくことができるようになります。
しかし,このような正常な鬱状態の場合でも,まれに本当の鬱状態に入ってしまうことも
あります。
このような正常な鬱状態から,抜け出す方法は,とにかくその鬱状態の理由から目を背けずに
きちんとカタをつけることです。悲しむべき時には,思いきり悲しんだりするとよいでしょう。
もしこのような鬱状態の理由から目を背けて,いつまでも直視しないままであると,
いつまでたっても鬱状態から抜けることもできなくなってしまいます。

その他には,何もとくに理由といったものは思い当たらないのに,鬱状態に入ってしまうことも
あります。このような場合は,鬱病の鬱状態が考えられます。
正常な鬱状態とは違い,鬱病の鬱状態を放っておくと,どんどん重症の鬱状態になってしまい
手がつけられない状態までになってしまうこともあります。
もし,正常な鬱状態ではなく,鬱病の鬱状態かもしれないと思い当たった時などには,
早めに鬱状態を自分でチェックをして,そのうえで病院などに相談にいくとよいでしょう。

その他にも,鬱状態にはいろいろな鬱状態があり,鬱状態と躁状態をくり返すものも
あります。このような鬱状態と躁状態をくり返すタイプの鬱状態の場合は,普通の鬱状態だけの
治療とはまた違った治療方法がとられることになります。
気分が明るい躁状態の時には,気が大きくなり,例えば買い物をしすぎて借金を作って
しまったり,いろいろなトラブルのもとを作ったりしてしまいます。しかし一旦
鬱状態に入ると,今度は落ち込みが酷く,自己嫌悪に陥ったりします。
このような鬱状態と躁状態をくり返すタイプの鬱状態は注意が必要です。

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このページは、 itosuiが2007年11月21日 10:18 に書いたブログ記事です。

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